2010年11月26日金曜日

極刑「受け入れる」 裁判員初、少年に死刑判決

極刑「受け入れる」 裁判員初、少年に死刑判決


 判決理由の朗読から始まった法廷で、裁判員、裁判官の多くが壇上でうつむいた。石巻3人殺傷事件で殺人罪などに問われた元解体工少年(19)に、仙台地裁は25日、少年が被告の裁判員裁判では全国で初めて、死刑判決を言い渡した。計8日間の公判と評議で、市民6人と裁判官3人が導き出した重い結論。「被告人を死刑に処す」。鈴木信行裁判長の宣告の声が、かすかに震えた。少年は接見した弁護士に「判決を受け入れたい」と語った。

 裁判長が究極の刑罰を宣告しても、少年は予期していたかのように、わずかに肩を揺らしただけだった。これまでの公判と同じ黒いスーツに白いシャツ、青のネクタイ姿。裁判長の判決理由の朗読を、視線を落として聞いた。

 緊張したのか、時折「ふうっ」と息を吐いたり、まばたきを繰り返したり。それでも弁護側の主張を次々と退ける判決に、動揺したようなそぶりは見せなかった。

 少年が所属していたオートバイサークルのリーダーの男性(31)のもとには24日、少年から手紙が届いていた。男性は文面から少年の「覚悟」を感じたという。

 少年は判決を前にした思いを「遺族のお気持ちを考えると、つらいです。判決を受け入れ、命で償うしかないと思っています」「娘とは、もう会えないかもしれません」などと記していた。

 男性によると、少年はそれまでの手紙で、遺族や被害者への謝罪と事件を起こしたことへの後悔、娘への愛情をつづっていたが、24日の手紙からは生きる望みが全く感じられなかったという。

 19日の第5回公判で、極刑を望む遺族の意見陳述にじっと聞き入った少年。最終意見陳述では「厳しく罰してほしい」と語った。男性は「手紙は19日の公判後に書いたのだろう」と推し量った。

 約35分に及んだ判決文の読み上げがすべて終わり、鈴木裁判長が「分かりましたね」と話し掛けると、少年はかすかにうなずいた。

 一礼し、よろめくようにいすに腰を下ろした少年。裁判長は一人、席にとどまり、少年が刑務官に囲まれて退廷するまで見守った。

◎遺族、感情抑え目に涙

 裁判長が死刑を宣告した瞬間、南部美沙さん=当時(20)=の祖母は、うっすらと涙を浮かべる親類の輪の中で、何度も大きくうなずいた。

 胸には、着物姿でほほ笑む美沙さんの写真。成人式で撮影した。判決理由が読み上げられる法廷で時折、写真に目を落としながら、裁判長の声に耳を傾けた。

 朗読が、犯行の計画性や殺意、更生可能性の低さに及ぶと、祖母は顔を上げてじっと法壇側を見据え、一つ一つの言葉に小さくうなずいた。

 遺族側の意見陳述で厳しい処罰感情を訴えた大森実可子さん=当時(18)=の父は判決の法廷に姿を見せなかった。母は入廷後、手帳を取り出し、判決理由を書き留めようと一心にペンを走らせていた。

 遺族は閉廷後、感想を口にすることもなく、裁判所を後にした。

 一方、少年の母は足早に法廷を出ると、人のない出口に向かった。記者の問い掛けには「今は…控えさせてください」とだけつぶやき、迎えに来た知人の車に乗り込んだ。

<立証に理解得られた/東弘仙台地検次席検事の話>

 検察官の主張と立証に理解が得られたと受け止めている。少年に死刑を科すという極めて重い課題に正面から取り組んだ裁判員の皆さんに敬意を表したい。

<人格への配慮不十分/元解体工少年の弁護を担当した藤田祐子弁護士の話>

 主張が認められず残念だ。弁論では、少年であることを重視してほしいと訴えた。人格的に発展途上であることへの配慮が、公判を通じて不十分だったのではないかと思う。少年事件を裁判員裁判で審理することについても、個人的に限界を感じた。今後も、少年の本当の心情が伝わらないまま(裁判が)終わってしまうケースが出てくるのでないか。少年は判決を受け入れると話しているが、少年と話し合い、控訴を勧めていく。

ttp://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t13016.htm


この国の国民の中には、女尊男卑の考えの人が多いからこそ、こういうことが起こってもしょうがないからな。

それじゃなければ、こういうことを起こるわけが無いからね。

もしも、逆になったら、死刑どころか、執行猶予の懲役ぐらいになるだろうし、

仮に死刑判決になったら、フェミが、「女性差別だ」と日本のマスコミを利用して、うるさくなるからな。

それだから、こういうことを、薦めているだろうが(特に自殺志願者)
ttp://gsizm-gs.blogspot.com/search/label/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E5%BF%97%E6%9C%9B%E8%80%85

それと、男傷つくな、男をはかい締めして、目的の女を殺したら、一目散で逃げろよ。

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