2010年7月30日金曜日

死刑執行:東京拘置所の2人、千葉法相下で初

死刑執行:東京拘置所の2人、千葉法相下で初


死刑執行後に会見する千葉景子法相=東京・霞が関の法務省で2010年7月28日午前11時12分、和田武士撮影 法務省は28日、2人の死刑を執行したと発表した。民主党政権下の千葉景子法相による執行命令は初めて。千葉法相は超党派でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーだったが、法相就任後は「政府の一員となり距離を置く」としてメンバーから外れていた。刑事訴訟法は「死刑の執行は法相の命令による」と定めており、信念よりも法相の職務を優先させたとみられる。

 千葉法相は執行後の会見で、死刑制度について存廃を含めて議論する勉強会を設置し、東京拘置所の刑場を報道機関に公開するよう省内に指示したことを明らかにした。指揮命令を確認するためとして、東京拘置所で自ら執行に立ち会ったという。法相が立ち会ったのは初めてとみられる。

 執行は07年12月の鳩山邦夫法相(当時)下での死刑執行以降、ほぼ2カ月ペースが維持されていた。だが今回は09年7月28日に森英介前法相下で執行されて以来、政権交代をはさんでちょうど1年ぶり。この間にも死刑確定は相次ぎ、今回の執行後の確定死刑囚は前回執行後の101人から107人に増えた。

 執行されたのは尾形英紀(33)、篠沢一男(59)=いずれも東京拘置所収容=の2死刑囚。

 確定判決などによると、尾形死刑囚は03年8月、交際していた当時16歳の無職少女を巡ってトラブルになった飲食店従業員の男性(当時28歳)を埼玉県で刺殺。様子を見に来た同じアパートの住人(同21歳)も絞殺し、他の2人にも重傷を負わせた。

 篠沢死刑囚は借金苦から強盗殺人を計画。00年6月、宇都宮市の宝石店を訪れ宝石を用意させ、6人を縛って休憩室に押し込み、ガソリンをまいて放火。全員を殺害し、指輪など293点(時価合計約1億4025万円相当)を奪った。

 死刑確定から執行までの期間は尾形死刑囚が3年、篠沢死刑囚が3年4カ月。【石川淳一】

 ◇命令書署名は任期切れ前日

 民主党の枝野幸男幹事長は、千葉法相が死刑執行命令書に署名したのは参院議員の任期(7月25日まで)が切れる前の24日だったことを明らかにした。


ttp://mainichi.jp/select/jiken/news/20100728k0000e040042000c.html


この時期でやるんだったら、女性死刑囚を死刑執行しろよ。

そうすれば、私は評価するぞ。

まさに、変節。

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