2010年10月18日月曜日

医様による、男女についてその8

65 :医 :2007/02/11(日) 11:24:00 0

スポーツなどで使用を禁じられているドーピングというのは

主に生体から分泌される男性ホルモンの代表である、テストステロンの構造を模して合成したものである。

例えばドーピングを多量に投与すると、体内より自然分泌されるテストステロンなどの

男性ホルモンの分泌能が低下し、逆に女性化するという副作用が起こることがある。


したがって、精神神経系への影響(意欲低下、うつ状態、気分の女性化)

性的能力の低下(意欲低下、勃起障害、精子の数の減少や変形、精液の正常変化)

精巣の萎縮や亀頭の退縮など外性器の変化、女性化乳房を起こす。


ただ基本的にはこの薬物は、「筋肉増強だけでなく、やる気や自信が高まり興奮しやすく攻撃的、

闘争的になるという心理的変化をもたらす」競技能力の向上と共に、このような心理的効果をもつため

アスリートに人気がある。本来、ステロイドは貧血治療や手術後の回復促進剤として用いられ

このたんぱく質の合成を促進すると言う効果を利用して筋肉を増強しようとする狙いである。


「ドーピング使用による女性の男性化」

東ドイツ・スポーツ医学研究所のドーピング研究室では、ドーピングの効果人体に与える

影響とともにドーピング・コントロールの網をくぐり抜けるトリックも研究されているといわれ、

さらにミュンヘン・オリンピック以降東ドイツ女子選手の男性的な体型が問題にされたが

いかに女性の体型や声質の変化なしにドーピングを行うかの研究もなされているといわれる。

http://www.reco.co.jp/doping/sid01.html

http://www.volleyball.gr.jp/dop.htm

http://www.sc.gp.u-tokai.ac.jp/kuboken/SP/drug/sp-drug-3.html


ただ、体内で自然に分泌される男性ホルモン及びテストステロンと

外部から体内に取り入れるドーピングとでは、副作用に大きな違いがある。

ドーピングは自然分泌されるテストステロンと比べ、副作用が強く

天然に存在しない合成物質を、長期間にわたり過剰投与することで

肝臓や腎臓、心臓に異常を来たすもので、大変危険なものである。

http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm

つまり、男は副作用が極めて少ない天然のドーピングを、体内で多く分泌している、と言える。

66 :医 :2007/02/11(日) 11:27:12 0

テストステロン(Testosterone)は、 男性ホルモンの一種。


胎生期、妊娠6週目から24週目にかけて精巣から大量のテストステロンが分泌される時期があり

これに曝されること(アンドロゲン・シャワーと呼ばれる)によって、脳は女性的特徴を失い、男性化する。

なお、男性外生殖器の形成に関係するのは、ジヒドロテストステロン(en:Dihydrotestosterone)という

別の男性ホルモンによるものと言われている。


女性の男性ホルモン分泌は副腎からのみで、分泌量は男性の20分の1と言われており

陰毛の発毛に関与する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%B3


男の子が乳幼児のころの死亡率が高いのは、このアンドロゲン・シャワーの影響によるものである。

アンドロゲンシャワーも、あまりに多いと暴力的な性格になり、少なければ少ないで男らしさに欠け

男の子というのは、きわめて不安定な状態で生まれてくるものである。

精巣から大量に分泌される「テストステロン」とは簡単に言えばドーピングだ。

アスリートが使い問題にされることがあるドーピングというのは

主に、生体から分泌される男性ホルモンの代表であるテストステロンの構造を

模して合成して作るものである。

アスリートが使い問題にされるドーピングに、男の子は胎生期や乳幼児のころに

晒されているようなものなのだから、死亡率が高くなるのは当たり前。

男の方が寿命が短いのも、この男性ホルモンの影響である。

67 :医 :2007/02/11(日) 11:30:50 0

最近の学説では、男の方が痛みに強いということは定説になってきてる。



最近の研究で男性ホルモンであるテストステロンが

痛みを鈍感にするということが分かっている。

例えば興奮している時、闘いにのぞんでいるとき、スポーツや喧嘩をしてる時などになると

テストステロンのレベルが高まるため、痛みをあまり感じなくなる。

これは男性が狩りや闘いにのぞむ時に、テストステロンのレベルが高まることで

痛みを鈍らせ、気力を維持させるためのものだと言われている。

これがスポーツなどをしている時に、痛みがあまり感じなくなる原因。


それから男の脳は、右脳と左脳を繋ぐ脳梁という部分が細い。

そのため男は、同時にたくさんの情報を取り入れることができず

同時にたくさんのことをこなすことはできないが、何か1つのことに対する集中力に優れる。

つまり、大抵なにかに集中してるときは、それ以外のことは無視し

できる限りひとつのことに集中できるような構造になっている。

男は何かに集中している時、より痛みを忘れやすいといえる。


さらに女性の脳は脳梁の後ろの方にある膨大部が大きく、

扁桃体は外から入ってくる情報に対して、快、不快、恐れ、警戒、好き、嫌い、

などの判断を下すことに関係している部位であり、

女性の場合、この扁桃体を含む大脳辺縁系で処理される情動情報が、

男性よりも前交連という連絡回路で交換される度合いが多いため、情緒的に繊細で感受性が強い。

ストレスを促進させるのは、脳の扁桃体という場所である。

ここは「好き・嫌い」「安心・不安」「うれしい・悲しい」「つらい」「怖い」といった

情動を判断するところで、特にマイナス面の考えをふくらませやすい。

女性はこの部分の感受性が男性の2倍あるといわれている。



続きは、明日でよろしく。

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