日本的非合理精神の露見例、北海道型住宅
「窓を大きく取っているから、よく陽が入って、畑に出ている昼間のうちに 家の中を暖めておいてくれる北海道の住宅は素晴らしい」等と 子どもの 頃よく大人から聞かされたものだ。もちろんこの事は科学性に欠けており 道民特有の迷信・言い伝えの類といえるものであり、本当に馬鹿である。 輻射熱で家が暖まるといっても一時的局所的なものだ。曇ったり陽が落 ちると即冷え込む。窓が大きいとストーブを炊きっぱなしにしようが常に 熱が奪われる。 ガラスを何枚重ねようが、大きな窓は冬は冷却パネル、 夏は逆にヒーターと化す。 暖 房 / 冷 房 どちらも 駄 目 にする。 地理的に同じ条件の北米などでは、まず考えられない様式なのである。 そのうえ、多くの集合住宅ではセントラルヒーティングなど普及していない。 なぜ北海道では 寒 冷 地 の く せ に 大きな窓が主流となったか? (もちろん、最近ではマトモな寒冷地仕様の住宅も増えているのだが) 興味のある方は ttp:/ci.nii.ac.jp/naid/110004097795/en 「住宅変容因子としての板ガラスとストーブ・・・」を見て欲しい。読み辛いが。
2009/11/28(土) 09:43 URL dbr0q #-[ 編集]
参考
ttp://sweets4.blog96.fc2.com/blog-entry-999.html#comment
私の地元の北海道の札幌なんだけど、そういう事実を聞いて過去のことを思い出せば、その通りだと思った。何しろ実家の窓に結露防止テープ貼っているほどだからね。
その家の改善対策では、最低、すべての窓に窓カバー(防寒・防暖の)を設置することにもかかわらず、そういう考えを考え付かないとは、まったく地元の私にも情けない限りである。
そうすれば、結露だけじゃなく光熱費も節約もできるからね。
カーテンだけじゃ、暗くするだけだし。
もしも、こういう事実を知っていれば、こういうことにならなくて済むのにね。
0 件のコメント:
コメントを投稿